コラム
気ままに猫ぐらし
はじめまして。猫山ぎんと申します。四捨五入すれば還暦になる初老ライターでございます。
こちらでは、猫に関わる「モノコト」についてのコラムをお届けいたします。
まずは、自己紹介をさせていただければと思います。

猫ぐらし歴
9年前、初めて一緒に暮らした猫を、天国へと見送りました。16年間一緒にいたので、その喪失感たるや想像以上のものでした。三日三晩泣き続けましたが、とても穏やかに、そしてとても厳かな葬儀を行うことができたので、乱れていた心をかなり落ち着かせることができました。
それからしばらくは、天国へと旅立った猫のことを思いつつ、ため息ばかりついていました。しかし、そのうち、「猫のいない生活」に耐え切れなくなっている自分に気がつき始めたのです。
見送りの日からちょうど半年後。知人から一本の電話があり「里親にならないか」という相談を受けたのです。なんというタイミング!断るわけがありません。こうして私は、再び猫との生活を始めることになりました。
さらに、昨年。別の知人が保護した猫の里親となり、現在は2にゃんずと同居しています。9歳の女の子と1歳の男の子で、ドタバタとよく追いかけっこをしています。
猫ぐらし歴は25年以上になり、これからも続くに違いないので、人生の半分以上を猫と一緒に生活していることになります。「もし、自分が先に逝ったら、この子たちはどうなるのだろう」という不安もありますが、そうした日々の中で生まれる「課題」なんかについても考えながら、綴っていければと思っています。
猫好きにおすすめの1冊

自己紹介に「好きな本」はつきものかと思うので、おすすめも兼ねて1冊の本を紹介します。『猫語の教科書』(ポール・ギャリコ著)です。
この本は、なんといっても構想がユニークで「猫が書いた原稿を本にした」ものなのです。「猫が快適に暮らすために、人間をどうしつけるか」について書かれた、猫にとってはいわゆる「マニュアル」。本当に猫が書いたかのように思える、著者の観察眼が素晴らしい。この文庫本、部屋の隅に置いてあったのですが、これを機に再び読んでみようと思います。
余談ではありますが、もう一作。最近、私の中で急にブームになった漫画があります。『What’s Michael?(ホワッツマイケル)』(小林まこと作)です。実に30年以上も前に発表されている漫画なのですが、トラ猫を見てふと思い出し、新装版の1~5巻をKindle版で一気に買って、読みふけってしまいました。
この作品も、作者の猫に対する観察眼が鋭く、また「猫あるある」が満載で、とても楽しめます。

最近、気になっているコト
私には、飲み友だちであり、猫友だちでもある同世代の女性がふたりいます。ひとりは既婚で3ちゃんこと生活。もうひとりは私と同じく独身で3にゃんこと生活しています。最近、既婚者であるKが、外猫ちゃんの捕獲活動に取り組んでいるので、そのゆくえが気になっています。
Kは、勤務先にやってくる外猫・ムーちゃんのお世話を長い間していました。その会社を辞めて数年経ちますが、今でも毎朝、様子を見に行っています。それがここに来て、「ムーちゃんを引き取ることに決めた」と言うのです。
そして捕獲大作戦がスタートしました。Kさんは普段から地元の保護団体と親しくしているので、その団体が捕獲機を貸してくれて、11月初め頃からムーちゃん捕獲に挑戦しているのです。初日は別の猫が捕獲されていて、それを見たムーちゃんがかなり警戒心を持ってしまったということでした。つい先日も、別の猫が入っていて、ムーちゃんの警戒心は高まるばかり…。はたして、Kさんがムーちゃんと一緒に暮らせる日はいつになるのか…!目が離せません。
つらつらと綴ってまいりましたが、自己紹介はこのぐらいにさせていただきます。次回からは、猫にまつわる身近な話題について、綴らせていただきたく存じます。
こんな私ですが、どうぞ末永く、ご愛読いただけますようお願い申し上げます。
猫山ぎん 拝
